NICU等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引等の医療的ケアが日常的に必要な子どもたち(医療的ケア児)は全国推計で2万人いるとされ、その家族への支援は、医療、福祉、保健、子育て支援、教育等の多職種が連携して取り組むことが求められています。令和3年には「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が公布され、個々の医療的ケア児の状況に応じて支援が切れ目なく行われるよう様々な制度の拡充が行われています。今後はより一層薬局の関わりも求められ、小児薬物療法においても薬剤師が重要な役割を担うことが期待されています。
このような背景から、広島県薬剤師会では薬局の医療的ケア児に対する調剤についてのアンケート調査を行うことといたしました。調剤に対応するにあたっての課題についてお答えください。
また「無記名アンケート」とは別に「対応薬局調査」も行います。アンケートに引き続いて行う「対応薬局調査」では、各薬局の対応意向を調査し対応可能薬局をリスト化します。医療的ケア児とその家族が希望する薬局で調剤が受けられる体制づくりを目指し、医療機関等と共有することで退院時・薬物療法開始時に連携の参考にさせていただきます。
つきましては3月18日までに下記のURLよりアンケートに回答いただきたく、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
なお、本アンケート調査はアンケート結果の集計結果は公表を予定していますが、無記名アンケートについては回答者が特定されることはありません。いったん送信された回答につきましては、無記名であるために後から削除することはできないことをご了解ください。本趣旨に同意していただける薬局がアンケートにご回答ください。
・無記名アンケート
医療的ケア児の調剤への対応状況、対応する際の課題についてお伺いします。対応薬局調査とは切り離して無記名で集計いたします。
・対応薬局調査
医療的ケア児の調剤を行うことが可能な薬局をリスト化し医療機関等と共有します。
googleフォームを利用せず、対応薬局リストへの登録を希望される場合は yoshida@hiroyaku.or.jp 宛に、薬局名・所在地をご連絡ください。
(担当職員:吉田)