令和5年12月11日
会員薬局 各位
公益社団法人広島県薬剤師会
担当副会長:中川潤子
緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業の周知について
(事業紹介用リーフレットのご案内)
平素より本会業務に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、先日、日本薬剤師会では、厚生労働省医薬局審査管理課から「緊急避
妊薬販売に係る環境整備のための調査事業」の委託を受け、広島県では市内3
薬局で実施することについてお知らせしたところですが、本事業の研究協力薬
局以外の薬局に対して問い合わせがあった際等に活用いただくことを想定し、
別添のとおりリーフレットを作成いたしましたのでご案内いたします。
研究協力薬局以外の薬局におかれては、購入希望者の来局や問い合わせに際
しては、単に参加薬局を案内するのではなく、調査研究事業である旨など下記
の事業ホームページをご案内いただき、事業の正しい理解をしていただくよう
お願い申し上げます。また、その際には通常の診療による緊急避妊についても
ご案内いただくなど、緊急避妊薬を必要とされる方への適切な相談対応をお願
いいたします。
本事業は厚生労働省による研究事業を日本薬剤師会にて受託したものであり
今後の検討に向けて、薬局販売のデータを収集することを目的とされたもので
す。緊急避妊薬の先行的な販売ではなく、また、この事業によってアクセス改
善を目的にしているものではないことを改めてご理解いただきますようお願い
申し上げます。
※事業ホームページ https://pharmacy-ec-trial.jp
なお、本調査研究の研究協力機関である薬局以外の薬局においては、処方箋
なしで緊急避妊薬を販売することは法令上認められていません。
また、本調査研究の説明及び同意取得はすべて日本語で行うため、日本語で
の確実な説明・同意などのコミュニケーションが行えない場合は、調査研究に
参加ができないため、販売できないことになっておりますのであわせてご承知
おきください。
緊急避妊薬を必要とされる女性から相談があった際には、適切な対応をよろし
くお願いいたします。